クロスワード(クロスワードパズル)は、言葉を利用したペンシルパズルの一種。
概要[]
カギと呼ばれる短文からなるヒントを元に、タテヨコにつながったマス目に言葉を埋めていくパズルである。すべてのマス目には一つしか文字が入らないため、タテとヨコの単語が交差する部分の文字は二つの単語に共通するものでなければならない。
スケルトンと類似しているが、スケルトンは埋める単語が明らかで埋める場所が示されていないのに対し、クロスワードは埋める場所は明らかだが埋める単語は解答者自身が知識に基づいて推測する必要がある。
多くの場合仮名文字で埋められるが、漢字や数字を埋めるものも存在する。アルファベットで埋める英単語のクロスワードも海外では一般的である。
促音や拗音などの小さい文字は大きい文字と同一視されることが多い(作者依存)。
単に盤面をすべて埋めてクリアになるものもあれば、埋められたマス目のうちいくつかを拾って新たな単語や文章を作ることでクリアになるものもある。
制作ルールについて[]
基本的に上の条件を満たしていればクロスワードと呼ばれるが、雑誌投稿などの場面では以下のような基準を満たすことが求められることもある。もちろんこれを全て満たさなければクロスワードではないとかそういうことはない。
- 入る単語は全て一般名詞
- 盤面は長方形
- 四隅には黒マスが存在しない
- 黒マスがタテヨコに連続しない
- 黒マスによって盤面は分断されない
詳しくは『黒マスルール(Wikipedia)』も参照。
謎解きとクロスワード[]
クロスワード(もといパズル全般)はルールが明示されているためそのまま謎解きに使われることは少ないが、クロスワードに見せかけて実は仕掛けがある……というものは頻繁に登場する。また、全体戦など高難易度謎解きの場面では、高次元化などの複雑な処置がとられることがある。
クロスワードを利用した作品[]
- 突然ですが問題です - Hatenazo氏による、診断メーカーを用いた全体戦。結局四次元でのクロスワードであった。
関連項目[]
- 無理矢理クロス