スケルトンは、言葉を利用したペンシルパズルの一種。
概要[]
紙面上には、タテヨコにマスがつながってできた格子と単語リストが与えられており、リスト内の単語を全て格子に埋めることができればクリアとなる。どこにどの単語を埋めるかというヒントは一切与えられないため、単語が交差する部分の文字と単語の文字数から推測して埋める必要がある(この点がクロスワードと最も異なる部分である)。
解法[]
最も一般的な解法は以下のものである。
- リストの単語を文字数別に分ける(これは問題が提示された時点ですでになされていることが多い)
- 単語数が1つしかない文字数別の組を格子に埋める(例えば、5文字の単語が1つしかなければ、5マスの枠にその単語が入ることは確定する)
- それが無ければ、単語数が少ない文字数別の組に注目し、単語が交差するマスの情報をもとに単語を確定させる(例えば、6マスの枠と4マスの枠が互いに1文字目で交差していた場合、それぞれ共通の頭文字が存在する単語が埋まる)
- 埋まった部分をヒントにして、再び3のような推測を行う
謎解きとスケルトン[]
スケルトンのルールは明らかであるため、それ自体を直接謎解きと呼ぶことはない。しかし、マス目と単語を提示すれば成立するという分かりやすさなどから、大謎を構成する謎解きの一部(小謎)として用いられることは多い。この場合、リストの単語が別の場所で再利用される、別のリストでもスケルトンが成立するなどの仕掛けが施されていることが多い。