ベタ問とは、よく出題される典型的な問題・ギミックのことである。謎解きにおけるベタ問は、「ベタ謎」とも呼ばれる。
概要[]
一般的には早押しクイズに使われる用語で、分かりやすい・扱いやすい・クイズに必要な技術の基礎が詰まっているなどの理由から頻繁に登場する問題のことを指す。
謎解き、特に一枚謎においても頻繁に利用されるギミックや法則が存在しており、こうした謎は謎解きに関する知識の基礎や初心者向けの問題、難しい問題へのウォーミングアップとして扱われることが多い。
詳しくは『謎解きでよく出題される問題フォーマット』を参照。
謎解きにおけるベタ問の扱い[]
これらの基本的な知識・ギミックは、謎解きにおいては暗黙の了解のように扱われている。多くの謎はこの暗黙の了解を踏まえたうえで制作されているため、基本的な知識・ギミックを最もシンプルな形で表した謎が「ベタ問」ということになる。言い換えると、謎解きを楽しむために「当然解けるべき問題」がベタ問とされる。
謎解きはその性質上、ギミックを一度知ってしまうと面白さが損なわれてしまうため、謎解きに慣れた人からは単なるベタ問は歓迎されないことが多い。一方でこのようなベタ問から少し離れた問題であったり、ベタ問のように見えても捻りを加えた問題であったりすると高い評価がなされる傾向にある。
前述の通りベタ問は「当然解けるべき問題」であるため、大謎が存在する謎解き公演の小謎としては頻繁に利用される。
除夜謎2020の六月の月テーマは「Better than ベタ」であり、一見ベタ問に見えるが実は……というような問題が出題された。
関連項目[]