魔方陣（まほうじん）は、正方形に並んだマス目に数字を並べ、タテ・ヨコ・対角線上に並んだそれぞれの数字の総和が全て等しくなっているものである。なお、「魔法陣」（魔法を使うために描く紋様）とは異なる。
概要[]
一般的な魔方陣は、n×nに並んだマス目の中に1からn^2までの数字を並べたものであり、前述のとおりタテ・ヨコ・対角線上の数字の総和が等しく（値はn(n^2+1)/2）なっている。以下、このルールに則ったものを「魔方陣」と呼ぶ。
その中でも最も有名なのは3×3の魔方陣で、
| 2 | 9 | 4 |
| 7 | 5 | 3 |
| 6 | 1 | 8 |
というものである。
トリビア[]
- 3×3の魔方陣は（反転・回転したものを除けば）上記の一通りしか存在しない。
- 3×3の魔方陣の覚え方として、「憎しと思えば七五三、六一坊主に蜂がさす」というものがある。
- 2×2の魔方陣は存在しない。
- 4×4の魔方陣は880通りある。
謎解きにおける魔方陣[]
謎解きにおいては、3×3の魔方陣がよく登場する。親切な謎であれば「1~9までの数字を埋めてタテヨコナナメの和を全て15にして……」などの誘導が存在するが、ただ単に3×3のマス目と一部の数字のみが提示され、ヒント無しに魔方陣であることを見抜かせるものも多い。この場合、3×3の魔方陣の存在を知識として知っておく必要がある。前述の通りこの魔方陣は一通りしかないため、早く解きたいなら覚えてしまうのが良い。
外部リンク[]
- 魔方陣(Wikipedia) - 様々な種類の魔方陣がまとめられている
謎解きの種類
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