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謎解き > 題材 > ボードゲーム > 麻雀

麻雀(マージャン、英:Mahjong)は、通常4人[1]で遊ぶボードゲーム、テーブルゲームの1つ。ここでは、日本で一般的に遊ばれているリーチ麻雀について概説する。

概要[]

2018年に発足した競技麻雀のプロリーグ「Mリーグ」、オンライン麻雀の普及によって、日本における麻雀の人気は近年再び高まっている。麻雀の特徴は、戦略性と運が交じり合っていることであり、カイヨワの4類型でいえばアゴンとアレアに該当する。一方で、複雑なルールが初心者にとってのハードルになっていること、麻雀を教える文化が学校や家庭で定着していないこと、麻雀が大流行していた昭和世代が高齢化していること、リアル麻雀をするには専用の雀卓や仲間の準備が必要であること、賭け事と結びついてマイナスイメージが持たれていることなどにより、依然として麻雀はトランプゲームや将棋ほどには普及していない。

麻雀には熱狂的なファンがいるため、謎解き業界でも、麻雀のルールを知っている人向けの限られた場面では麻雀を題材とした謎解きが出題されることがある。麻雀に特化した企画として、ニチョ謎制作の持ち帰り謎「麻雀謎」、ナゾガク2024にて雀の涙が出展した「謎雀」、リドラの謎解きチャンネルの麻雀動画、トキキル×麻雀などが挙げられる。また、クソ謎における判じ絵では、「ツモ」「ロン」「チー」「ポン」「カン」「リーチ」「ドラ」などの短めの用語や麻雀牌の名称が安易に用いられる。一方で、特別な知識検索に依存せずに老若男女が楽しめる謎解きを目指して制作する場合、麻雀の普及率を踏まえて、麻雀を扱った謎解きの出題は憚られることがほとんどである。(インターネットを参照できないような状況の謎解き、特に競技謎解きの場合は最大限の注意を要する)

基本的な知識[]

麻雀は、4人が順番にを引いたり捨てたりしながら、を作り、点数を競うゲームである。牌を引くことは「自摸ツモ」、牌を捨てることは「打牌だはい」と呼ばれる。

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麻雀では、34種類の牌(はい、パイ)が4枚ずつあるため、合計136枚の牌を使用する。麻雀牌は角の丸い直方体のような形状であり、図柄が書かれている面は縦横比が4:3の長方形と見なせる。謎解きでは、牌の名称(日本語読みと中国語読みの違いを含む。三元牌を使って「百発百中」を作る等)や、索子や筒子の図柄の配置と色が題材となる。

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ポーカーと同様、麻雀にも「役」と呼ばれる牌の組み合わせがある。日本プロ麻雀連盟で採用されている麻雀の役は38種類ある。ただし、それ以外にもローカル役が存在するうえ、数え方によっても種類数は前後する。

麻雀を遊ぶためにルールを覚えるうえでは、得点は低いが難易度がやさしい役を覚えることが優先される。しかし、謎解きにおいては、得点が高く難しい役を知っておくことも重要である。麻雀牌以外のものを14個(または13個)組み合わせてできるパターンを、麻雀の役にたとえて出題することもある。

発展的な知識[]

関連項目[]

  • トランプポーカー/大富豪
  • 花札
  • タロット
  • ドミノ
  • 将棋
  • 囲碁

外部リンク[]

謎解きの種類
言葉遊び しりとり/日本語-英語変換謎/対義語/類義語/文字種変換/文字-記号変換/いろは歌/五十音/たぬき暗号/同音異義語/あるなし/アナグラム/回文/パングラム/なぞなぞ/くそなぞなぞ/赤青紫謎/法則謎
パズル クロスワード/スケルトン/ロジックワード/タイムループ/ポリオミノ/魔方陣/迷路/和同開珎/ペンシルパズル
題材 数字/アルファベット/漢字(常用漢字,教育漢字,カタカナに見えるパーツ)///都道府県/市区町村//元素/将棋/麻雀/モールス信号/点字/Unicode/QWERTY配列
その他 新五十音表謎/とりけら謎/検索謎/知識謎/クソ謎
謎解きの形式
形式 大謎/中謎/小謎/ベタ問/メタ解き/一枚謎/四枚謎/実写謎//インク謎/白い謎
謎解きの開催形式
リアル謎解き 謎解き公演実店舗/司会者
周遊型/カフェ型/フェス型/持ち帰り謎
ウェブ謎解き WEBプロモーション型謎解き/X/旧twitter/全体戦謎解き全体戦一枚謎
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  1. 四人麻雀とは異なる変則ルールで行われる、三人麻雀(三麻)という遊びもある。三麻には北家がいない。
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